お見積り時に、リペア(補修)の対象となる素材と傷の大きさをお聞きしますが、作業当日も再度確認させていただきます。作業前に、スタッフから補修の流れや注意点をご説明いたします。 今回は、木のテーブルの傷(1cm)を修復いたします。
補修部の凹みを埋めるために、木質用パテを使用いたします。様々な色の木質用パテ(アクリル樹脂)を熱で溶かし、補修部分の周囲に近い色を作っていきます。
こちらの木質用パテの色調整も重要で、経験が必要となってきます。
充填する個所のゴミ、水分、油、塗膜などの汚れを取り除きます。
凹んでしまった傷口を木質用パテでしっかりと埋め、凹みをなくします。
木質用パテが完全に硬化してから、充填した箇所をやすり等で削り、滑らかにします。(これを「面出し」といいます)
補修部周りに合わせて、色付けをしていきます。木の素材の場合は、細い筆で木目を描いていき、違和感が無いように風合いを合わせていきます。
リペア用の絵の具は4色のみ。(白/赤/青/黄)この4色を混ぜて 傷や木目と近い色を作っていきます。また、木目も 絵の具を濃くのせてしまうとパテが溶けてしまうので、薄く慎重に描いていきます。
補修面を平滑にするためのスプレーを吹きかけ、表面を研磨し、細かな凹凸を取り除いていきます。その後、必要に応じて周りとなじむようカラースプレー・つや出しスプレーを重ねていきます。
スプレーの飛散防止のために、周囲をビニールで覆いますのでご安心ください。
完了しましたら、仕上がりをご確認いただきます。何か不備がありましたら、遠慮なくお申し付けください。
このリペア技術は、センスと経験が必要です。素人の補修の場合、傷周りが黒くなってしまったり、色・木目が周りとなじんでいなかったりと、不自然な仕上がりになってしまいます。
もし、大切な住まいに傷がついてしまったら、実績のある当社にご相談ください!
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※補修個所の材質や傷の形・大きさなどで、上記のような手順とは異なることがあります
※最適な補修を心がけますが、状況によりツヤ・質感に多少の違いがでる可能性があります。
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